「2024年(私的)ベスト・ヒット♪」
@下北沢「3313アナログ天国」
2024年も早や12月。もう言い飽きたけど、速過ぎます(涙)。さて、毎年12月は、みなさんの投票によるランキングとか、クイズ大会とか、いろいろな企画を催してきましたが、今回は今年1年間(と言っても11月までですが)に、リリースされた新譜の中から、(ふくおか個人的に)よかった作品を15〜20曲選んで、いい音&爆音でご紹介しました♪
「作詩家・工藤順子♪特集」
@下北沢「3313アナログ天国」
遊佐未森、小川美潮、渡辺満里奈他、多数のシンガーに歌詞を提供してきた工藤順子さん。自然と命の営みへの愛に溢れた、優しくて深くてちょっと怖いその詩の世界は、作詞家多しといえども無比無類の存在です。
今年7月24日、そんな彼女が作詞家となる前の1984年にリリースした幻のソロアルバム『茜色のカーニヴァル』が、40年ぶりにLPで再発売されました。
その記念として、(めったに人前に出ない)工藤さん御本人を招き、音楽プロデューサーの外間隆史さんを交えて、工藤作品について、たっぷり聴き語りました。特別ゲストとして遊佐未森さんも登場♪
※今回から会場は「3313アナログ天国」に変更
「シンセ・フレーズで売れた(たぶん)曲♪特集」
@下北沢「ニュー風知空知」
70年代後半からシンセサイザーという楽器が発達してきて、“目新しさ”というものが大の好物であるポップミュージックはそれをどんどん取り入れました。新しいモノは新しい発想の源です。しかもシンセはいろんな音を出せるというそれまでになかった楽器ですから、たくさんの楽しい作品が生まれました。そんな中から、リフやキメ、このシンセフレーズのおかげで売れたんじゃないの? と思うような作品を選んでみました♪
「スウェーデンが生んだヒット請負人♪Max Martin特集」
@下北沢「ニュー風知空知」
“すごい音楽人シリーズ”です。音楽プロデューサーのマックス・マーティン。今までに、プロデューサーとしては歴代1位の25作品、ソングライターとしてはポール・マッカートニーの32作品に次いで27作品が全米1位を獲得しているという、とんでもないヒット請負人です。しかもスウェーデン人で、ずっとスウェーデンに住んでいて、仕事を頼みたかったら、どんな大物アーティストだろうとわざわざ足を運んでもらう、というスタイル。
彼が手掛けた作品を聴きながら、その能力の秘密に迫りました♪?
「ブラザーズ&シスターズ特集♪」
@下北沢「ニュー風知空知」
読んで字の如し、兄弟グループ、姉妹グループの特集です。告知には右の通り、“The Allman Brothers Band”の『Brothers and Sisters』のアルバムジャケットを使いましたが、選曲途上で、兄弟姉妹以外のメンバーがいないグループというしばりを決めました。なので、“Allman”は対象外となってしまいました♪
「“桃弦境”はどこにある?♪」
@下北沢「ニュー風知空知」
バイオリン+ビオラ+チェロ+コントラバス……シンセやサンプラーの進化により、ストリングス・セクションの需要が激減した時期もありましたが、やはり生のストリングスの音には他に替え難い魅力があります。また、アレンジを工夫すれば、まだまだいくらでも新しい表現も可能でしょうし、近頃はまたストリングスをフィーチャーしたロック&ポップスも増えてきているようです。“桃源境”ならぬ“桃弦境”を求めて、古今東西の名曲・名盤を探ってみました♪
「No groove, no fun」
@下北沢「ニュー風知空知」
音楽になくてはならないものが“ノリ”=“グルーヴ”。グルーヴというと、ドラムやパーカッションが大活躍するダンサブルなサウンドをイメージしがちですが、優しいゆったりとした音楽にだってグルーヴはだいじですし、いい作品には必ずいいグルーヴがあります。今回はいろんなタイプのナイス・グルーヴ曲を集めました♪
「飛行機ジャケ♪特集」
@下北沢「ニュー風知空知」
なんとなく年に一度のレコジャケ特集。ジャケットの写真やイラストって、たいていはそのアーティストが中心ですが、それ以外に登場しているものって、なんか気になりませんか?なぜそれがそこにあるんだろう?…タイトルや内容につながりがあればナルホドですが、中には全然関係ないものも。今回は「飛行機」が描かれたジャケットを集めてみました♪
「150秒のワンダーランド」
@下北沢「ニュー風知空知」
東日本大震災の前年から続けてきました本イベント、次回は節目の“第150回”です。そこで、“150”にちなんで、150秒すなわち2分30秒のポップチューンだけを聴く会にしてみました。ただ、きっちり2分30秒の作品は見つけられませんでした。ま、タイム表記“ゆれ”はあるしね。2分30秒前後の名曲・名盤、25曲集めましたよ♪
「“全力ドラマー” ジェフ・ポーカロ」
@下北沢「ニュー風知空知」
ドラマーのジェフ・ポーカロは、“Toto”のメンバーとして、またアメリカ西海岸で最も売れっ子のセッション・ミュージシャンとして、数多くの作品にその演奏を残していますが、テクニックはもちろん超一流ながら、どんなセッションでも常に全力で、持てる力をすべて注いでいたことが、音の響きから伝わってくるように感じます。1992年、38歳の若さで、惜しくも亡くなってしまいましたが、色褪せることのないその全力プレイをいろいろな名作・名盤で聴きました♪
「いい音爆音♪クイズ大会」
@下北沢「ニュー風知空知」
例年「ランキングもの」をやってきた12月ですが、今年は「クイズ大会」を開催しました。
クイズ内容は、2023年1月(vol.135)から11月(vol.144)までのイベントでご紹介した曲やアーティストに関するエピソードから。マニアック問題が多く、やや顰蹙ぎみでしたが、なんとか盛り上がりました。